Integrate.io API管理サービスのバージョン4.11.0がリリースされました。このリリースでは、MongoDBデータベースのネイティブサポートが追加されました。
機能・性能改善点
- シャード/レプリカのセットを利用するMongoDBデータベース(主にMongoDB Atlas databases)のネイティブサポートが追加されました。これにより、データベース内のシャードをいちいち書き出さなくても、 DSN 接続文字列で +srv というプレフィックスを使えるようになりました。
- 例えば総ユーザー数のみを返したい場合は、システムのエンドポイントにcount_onlyパラメータが追加されています
- logstash UIサービスのエンドポイントは、特にAzure BlobやAWS S3サービスを持っている場合、以前よりずっと速くロードされるようになりました。
バグフィックス(解決された問題)
- S3やAzureのフォルダー内にファイルがあるにもかかわらず、Filesタブで "ファイルが見つかりません "と返される問題。
- 非常に大きなバケットに対して、ルートへの S3 get のリクエストがタイムアウトする問題。
- インストーラが 「MySQLl は既にDebian 9 用のサーバに存在していた」と考える問題。
- Fedora 33およびRHEL 8でSnowflakeドライバが正しくインストールされない問題。
SRV接続文字列のサポートを追加
MongoDb でレプリカセットを使う場合、クライアントは接続時に少なくとも1つ(もしくは複数)のレプリカセットを指定する必要があります。これによって、要求したノードの1つが利用できない場合でも、レプリカセットに接続できるようになります。
以前の Integrate.io では、このために非常に大きな接続文字列が必要になり、 ssl や replicaSet オプションも指定する必要がありました。たとえば、MongoDB Atlas のデータセットに接続するときの接続文字列とオプションは次のようになります:
Integrate.io API管理サービス4.11.0に、srvにmongodbとの接続サポートが追加されました。SRVレコードはクラスタに関連する全てのノード(とそのポート番号)を特定し、関連するTXTレコードはURIのオプションを確定します。
Mongodb クラスターをこのように設定した場合、あるいはクラウドソリューションの Atlas を使っている場合は、接続文字列に mongodb+srv:// というプレフィックスを使えるようになりました。つまり、上の例と同じ MongoDb Atlas クラスターに接続するための設定は次のようになります:
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