150,000社以上のお客様にご利用いただいているSalesforceは、世界No.1のCRM(顧客関係管理)プラットフォームです。他のCRMでは実現できません。
しかし、Salesforceにはできないこともあります。
顧客データをマーケティング目標に合わせたい場合は、SalesforceとHubSpot、Marketo、Zohoなどのプラットフォームを統合するとよいでしょう。
しかし、残念ながらそれは簡単なことではありません。
以下では、Salesforceのデータをマーケティングプラットフォームと同期させる際の課題と、ETLによる解決方法をご紹介します。
マーケティングプラットフォームとSalesforceを連携させる際の課題
SalesforceはリードとコンタクトしかMarketoと双方向に同期しません。(その他の同期はすべて一方向で、アカウント、ユーザー、オポチュニティ、カスタムオブジェクト、アクティビティなどのデータをMarketoへ送信することはできますが、受信することはできません。このような制限は、Salesforceでリードやコンタクト以外のMarketoデータを分析したいと考えている企業にとって様々な問題を引き起こします。こうした制約のあるデータフローでは、例えばSalesforce内でオーディエンスをセグメント化したり、ターゲットを絞った販売キャンペーンを行ったりすることが難しくなります。
HubSpotの場合も同様です。すべてのSalesforceデータをHubspotと双方向で同期することはできず、営業やマーケティングに必要なインテリジェンスを生成することができなくなります。
MarketoやHubSpotなどのマーケティングプラットフォームから得られたインサイトをSalesforceに手動でアップデートすることもできますが、これは長くて手間のかかる作業です。その結果、チームは締め切りに間に合わず、営業担当者はリアルタイムで顧客データを分析するのに苦労することになります。
こうした制約には理由があります。SalesforceはCRMシステムであり、データウェアハウスではありません。つまり、Snowflake、Redshift、BigQueryのような様々なソースからの巨大なデータのロードを管理することはできません。リソースを集中的に消費するようなデータクエリを扱うことは、技術的に大きな課題であり、Salesforceにはその能力がありません。さらに、Salesforceはガバナ制限によってリソースアクセスを制限しているため、プラットフォーム上で実行できるクエリの数が制限されてしまいます。
しかし、こうした問題に対しての解決策があります。
ETLを使ってSalesforceのデータを統合する
ETL(Extract, Transform, Load)と呼ばれるデータエンジニアリング・テクノロジーを使って、Salesforceのデータを任意のマーケティングプラットフォームに同期させることができます。ETLでは、Salesforceからデータを抽出し、正しい形式に変換して、HubSpotなどのマーケティングツールにロードします。あるいは、Salesforceのデータを抽出し、変換してデータウェアハウスにロードし、そのデータをLookerやTableauなどのビジネスインテリジェンス(BI)プラットフォームで実行する方法もあります。
上記のいずれの方法でも、データエンジニアはSalesforceデータをソースから別の場所に移行するデータ「パイプライン」を構築する必要があります。このパイプライン構築プロセスには数週間かかることもあり、多くのコーディングやエンジニアリングの経験が必要となりますが、こうしたリソースや経験は中小企業には不足しがちです。
しかし、適切なソフトウェアを使えば、ETLプロセスを自動化することができます。Integrate.ioのようなプログラムは、Salesforceのデータを自動的に抽出し、マーケティングプラットフォームや分析用の倉庫に移動させます。Integrate.ioは、ドラッグ&ドロップ式のインターフェースを使用し、コードを必要としないため、小規模なチームでもデータエンジニアリングを行うことができます。
こちらもお読みください。: Salesforceのデータに対してETLを利用する理由とは?.
さいごに
Integrate.ioは、SalesforceのデータをMarketoやHubSpotなどの最も人気のあるマーケティングプラットフォームに同期します。このETLツールは、Salesforce Bulk APIを使用したネイティブコネクタが利用でき、できるだけ手間を少なくし、データを抽出することができます。さらに、Integrate.ioは、Salesforceのデータを抽出し、それを別の場所に移動させ、再びそのデータをSalesforceに転送することのできるマーケットで唯一のETLツールの1つです。つまり、企業はSalesforceプラットフォーム内から貴重な顧客のインサイトにリアルタイムでアクセスできるのです。その結果、Salesforceは単一の真実の情報源となります。Integrate.ioは、あなたが他のビジネスタスクで忙しくても、あなたの統合を維持することもできます。
その他のIntegrate.ioの特徴は以下の通りです。
- CRM、リレーショナルデータベース、トランザクションデータベース、SaaSアプリケーション、データウェアハウス、データレイク用の100以上のネイティブコネクタ。Integrate.ioのデータ統合のリストはこちらでご確認ください。
- 処理するデータ量ではなく、使用するクラスターの消化時間もしくはコネクターの数に応じてユーザーに課金するシンプルな料金体系。
- チュートリアルや電話サポートなど、優れたカスタマーサービス。
- 強力なREST API。
Integrate.ioは、Salesforceのデータを人気のマーケティングプラットフォームに簡単に同期させることのできるコーディングが不要なETLソリューションです。Integrate.ioに 興味のある方は、画面右上のボタンよりデモをご予約ください。