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  • 無料プランでは、月に最大500万行までのデータを利用でき、ソースの数も限られています。
  • スタンダードプランでは、500万行のデータで100ドル/月〜3億行のデータで1250ドル/月の範囲まであり、より多くのデータソースを利用することができます。
  • エンタープライズプランでは、カスタム統合や優先度サポートなどの高度な機能を利用できます。

Stitch、Fivetran、およびIntegrate.ioは、最高のETLツールを目指す競合ですが、どの製品が皆さんの状況に適しているでしょうか?Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.ioの比較では、機能、統合、価格設定について見ていくことで、皆さんがベストな製品を選択できるようサポートします。

  1. Stitchについて
  2. Fivetranについて
  3. Integrate.ioについて
  4. Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io 機能比較表
  5. Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io: データソースおよび統合対象
  6. Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io: 価格設定
  7. Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io: サポートおよびトレーニング
  8. 最後に

Stitchについて

Stitchは、多くのプリロード変換を行わずに、「抽出」と「ロード」のフェーズに焦点を当てたライトなELTツールです。無料プラン、ボリュームベースの価格設定、初心者向けのユーザーインターフェイスを備えたStitchは、深いデータ統合の要件を持たない小規模な企業に最適です。

Fivetranについて

Fivetranは、データをデスティネーション(データ送信先)にロードしてから変換を行うことができるクラウドネイティブのELTツールです。比較的ユーザーフレンドリーですが、Fivetranの変換機能をフルに活用するにはSQLコーディングのスキルが必要です。

Integrate.ioについて

Integrate.ioは、ストレートなドラッグ&ドロップインターフェースを備えたETLとELTのローコードデータ統合プラットフォームです。Integrate.ioプラットフォームは、ETL初心者からデータ統合のための洗練されたエンタープライズグレードのソリューションを必要とする上級ユーザーまで、誰でも利用することが可能です。

Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io 機能比較表

Stitch Fivetran Integrate.io
フォーカス データインジェスト/ ELT データインジェスト / ELT データインジェスト/ELTおよびETL
トライアル期間 14日 14日 14日
データ量の制限 5-300 百万行 (プランに応じて) 無制限 無制限
Capterra/G2 Scores(レビューサイトの評価) 4.5/5 (Capterra); 4.7/5 (G2) 4.6/5 (Capterra); 4.1/5 (G2) 4.6/5 (Capterra); 4.4/5 (G2)
データ変換 少量のロード前変換機能 ロード前変換機能なし フィルタ、結合、選択、制限、クローンを含む多くのロード前変換機能
カスタマイゼーション 制限あり いくつかあり
Saasソース 100以上 100以上 100以上
データウェアハウス/データレイクのサポート対象 Amazon Redshift, Google BigQuery, Microsoft Azure SQL Server Database, Snowflake, Amazon S3 Amazon Redshift, Google BigQuery, Snowflake, Panoply, Databricks Amazon Redshift, Google BigQuery, Microsoft Azure SQL Server Database, Snowflake, Oracle, MySQL, MongoDB, Google Cloud Storage, HDFS, and more
コンプライアンス/ガバナンス/セキュリティ認証 GDPR (SOC 2とHIPAAはStitchのエンタープライズプランでのみ利用可能) GDPR、SOC 2、HIPAA GDPR、 SOC 2、 HIPAA
開発者向けツール Import API, Stitch Connect API REST API REST API, native scripting language

Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io: データソースおよび統合対象

Stitch 

Stitchは、SaaSプラットフォームやデータベースを含む100種類以上のデータソースと統合対象を持っていると主張しています。

Fivetran 

Fivetranは、SaaSプラットフォーム、データベース、ファイルストア、ソーシャルメディアプラットフォームを含む100以上の異なるデータソースと統合対象を持っていると主張しています。

Integrate.io 

Integrate.ioは、SaaSプラットフォーム、データベース、ファイルストア、広告、ビジネスインテリジェンスと分析、ロギングのためのツールなど、100以上の異なるデータソースと統合対象を持っています。

Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io: 価格設定

Stitch

Stitchの価格設定は、無料、スタンダード、エンタープライズの3つの層で構成されています

Fivetran

Stitchと同様に、Fivetranは消費ベースの価格体系を提供しています。これは、使用量の要件が限定されている顧客にとっては魅力的に見えるかもしれませんが、ETLデータの消費量が月ごとに異なる企業にとっては、予算を組むのが難しくなるという問題もあります。

Integrate.io

Integrate.ioは、データロード量ではなく、コネクタごとの定額料金を請求します。これは、あらゆる規模と予算をもつ企業に明確で予測可能な価格設定を提供します。Integrate.ioでは、ETLワークフローに新しいコネクターを追加した時のみ、より多くの料金を支払うことになります。(日本では、ノード時間に応じたお得な価格設定も提供しております。)

Stitch vs. Fivetran vs. Integrate.io: サポートおよびトレーニング

Stitch 

フリープランとスタンダードプランのお客様には、Stitchはテキストベースのサポートのみを提供しています。電話、ボイスチャット、ビデオチャットサポートは、最高レベルのエンタープライズプランのお客様にのみご利用いただけます。

Fivetran 

すべてのFivetranのお客様は、質問や技術的な問題に対して無料でサポートを受けることができますが、迅速な回答を得るためには、1時間の応答時間が保証されているFivetranの最上級のエンタープライズプランを購入する必要があります。

Integrate.io 

Integrate.ioのミッションは、誰もがデータ統合のニーズに応えることができるトップレベルのETLプラットフォームを提供することです。Integrate.ioのお客様は、どのプランを選択いただいても、電話、ビデオ、テキスト、Eメールのサポートを無制限に受けることができます。

最後に

このStitch vs. Fivetran vs. Integrate.ioの比較に基づいて、以下のような推奨事項があります。

  • Stitchは、限られたデータ消費量と限られたサポートのみを必要とするELT(およびETLではない)ワークフローを構築しようと考えている企業に最適です。
  • Fivetranは、消費ベースの価格モデルを好み、ロード前変換を実行する必要のない、比較的簡単なELT(およびETLではない)ワークフローを持つ企業に最適です。
  • Integrate.ioは、ETLおよび/またはELTを使用したい、定額制の価格設定を好む、優れたサポートを受けることでのメリットが大きい企業に最適です。Integrate.ioのローコードのドラッグ&ドロップインターフェースとネイティブスクリプト言語は、初心者からベテランのETL専門家まで、誰でも簡単に始めることができます。

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