アプリケーションを通して NetSuite の豊富なデータプールへの接続が必要ですか?NetSuite ODBC ドライバ でこの問題は解決します。本記事で、最適なデータ統合のためのインストール、設定、使用方法について見ていきましょう。

主なポイント

  • NetSuite ODBC ドライバはシームレスな接続性を提供し、Windows、Unix、Mac などの複数のプラットフォームで NetSuite と外部アプリケーション間のライブ接続ができるようになることで、リアルタイムのデータアクセスや様々なソフトウェアとの統合が実現する。
  • ユーザーは、Windows と Linux システムの両方に NetSuite ODBC ドライバーをインストールでき、特に Linux の場合は手動での設定が必要。データ交換を成功させるには、ドライバーをさらに設定して NetSuite ODBC データ ソースを適切な詳細でセットアップしないといけない。
  • ODBC ドライバで、Microsoft Excel、Power BI、Tableau のような広く使われているアプリケーションが NetSuite に接続できるようになり、それによって、高度なクエリのための SQL-92 互換の SELECT ステートメントに対応しながら、強化されたデータ分析とレポート機能が得られる。

ODBCドライバによる NetSuite データのロック解除

ODBC ドライバを使うと、ライブ接続が可能になり、シームレスな odbc 接続が提供されるため、NetSuite データの力を利用しやすくなります。このドライバは、さまざまなリレーショナル データベース間での相互運用性を保証することから、ODBC 標準に準拠するあらゆるデータベースとあらゆるアプリケーションを接続できる汎用ツールになります。

またこのドライバは、NetSuite と外部アプリケーション間を単に埋めるものではなく、シームレスなデータ交換を促すものであり、それによって、 効率的なデータ分析や詳細なレポーティング、カスタム統合への道を開きます。さらに、Microsoft Windows、Unix、Mac などの複数のプラットフォームに対応することから、使用環境に柔軟性が生まれます。

NetSuite 用 ODBC ドライバを使用する理由

ODBC ドライバで、NetSuite と様々なソフトウェア製品間の相互運用性ができるようになることから、さまざまなデータベース用にアプリケーションを変更する必要がなくなります。つまり、時間とリソースの節約になり、情報に基づいたビジネス上の意思決定を行うためのデータ活用に集中することができるということです。

NetSuite 用 ODBC ドライバを使うもう一つの納得の理由は、NetSuite のフィールドデータタイプに完全に対応している点です。これにより、さまざまなアプリケーションからのデータストリームを正確かつ効率的に管理することができます。さらに、ドライバでリアルタイムの NetSuite データへのアクセスができるようになることから、NetSuite クライアントアプリケーションを必要とせずに、シームレスな統合と高度な分析がしやすくなります。

正しいODBCドライバの選択

適切な ODBC ドライバの選択は、スムーズで効率的なデータ統合を実現するための鍵となります。例えば、最新の NetSuite ODBC ドライバ は、SQL Server の Linked Server との互換性が強化され、外部データベースシステムとの統合がよりしやすくなりました。また、2022年2月25日にリリースされたNetSuite ODBCドライババージョン8.10.143.0 の 64ビット版と 32ビット版は、シームレスな接続のための odbc ドライバの使用など、最新の機能と改善点をしっかり堪能できます。

NetSuite ODBC ドライバのダウンロードは簡単です。NetSuite ホームページの設定ポートレットから[Set Up SuiteAnalytics Connect(SuiteAnalytics Connect を設定する)]に移動するだけです。尚、ダウンロードリンクを表示するには、Connect Service が有効でないといけません。

NetSuite ODBC ドライバのインストールと設定

適切なドライバを選択したら、次はインストールと設定を行います。2023年9月4日にリリースされた Windows 32 ビットシステム用の NetSuite ODBC ドライバーバージョン8.10.143.0 は、最新のシステムアップデートとの互換性を保証します。また、ODBC ドライバのインストーラは Windows 用のみで、ドライバをインストールし、ライセンスや証明書などの配布可能な追加コンテンツを選択したフォルダに解凍することで、プロセスをシンプルにします。

このドライバのバージョンには 、TLS(Transport Layer Security)1.3のサポートも含まれており、これによって、Windows 環境におけるデータ転送のセキュリティが上がります。それに対し、Linuxシステムには専用のインストーラーがないため、もう少し実践的なアプローチが必要であり、その代わりにドライバを手動で設定する必要がありますが、それについては別のセクションで見ていきます。

Windows でのインストール

Windows への NetSuite ODBC ドライバのインストールは簡単です。主な方法は、exe ファイルを含む「完全なドライバ インストールバンドル」と、「インストーラのみ」の2つです。ドライバー インストール バンドルには、インストーラーを含む .zip ファイルと、DSN 作成に必要なパラメーターを含む dsn.ini ファイルが含まれており、この方法は、ドライバを既存の NetSuite アカウントに接続する予定がある場合に最適です。

一方、複数のユーザーや色々なユーザーにドライバをインストールする場合は、ユーザー固有のコンテキストデータが除外されるため、インストーラのみの方法をお勧めします。いずれの方法でも、インストールを確実に成功させるには、Windows システムのローカル管理者としてインストールを実行することが重要です。

インストール後は、ODBC 管理者ツールを使って、アカウント ID やロール ID の詳細などの NetSuite データソースを正確に設定すべきです。ODBC ドライバのアップグレードが標準パスに従わなかった場合、Windows レジストリを使って、「AllowSinglePacketLogout」 のような必須属性を設定するといいでしょう。

Linux でのインストール

Linux ユーザーは、ODBC ドライバのインストールのために、以下の手順を踏んだより実践的なアプローチが必要です:

  1. 適切なプラットフォームを選択し、利用規約に同意する
  2. ODBC ドライバを含む.zipファイルを保存する
  3. zip ファイルを Linux システムの任意の場所に抽出する

次に、「/opt/netsuite/odbcclient」として推奨される、ODBC ドライバのインストール専用の新しいディレクトリを作成するか、必要に応じて別の場所を選択します。ディレクトリがセットアップされたら、抽出した ODBC ドライバのインストールファイルを新しく作成したインストールディレクトリにコピーして、インストールプロセスを続行します。

この手動プロセスにより、インストールを完全にコントロールし、特定の Linux 環境に確実に適合させることができます。

ODBC ドライバの設定

インストールが完了したら、ODBC ドライバの設定が必要です。その際、以下のような NetSuite ODBC データソースの設定から始めましょう:

  1. DSN(データソース名)の指定
  2. 説明の入力
  3. アカウントID の入力
  4. ロールID の入力
  5. サービスデータソースの指定
  6. 必要に応じて、静的データモデルと大文字スキーマ属性を有効にする

また、32ビット または 64ビット のサードパーティ製アプリケーションを使っているかどうかに応じて、適切な ODBC データソースアドミニストレーターの実行ファイルを使ってDSNを作成しましょう。

次に、以下の手順に従って Connect Service(接続サービス)を設定します:

  1. コネクトサービスのホスト名を設定する。
  2. ポート番号がデフォルトで 1708 に正しく設定されていることを確認する
  3. パフォーマンスとセキュリティのために、「AllowSinglePacketLogout」などの高度なドライバ属性の追加を検討する。
  4. 「ReturnForeignKeys」オプションで、メタデータ検索を最適化する
  5. 接続文字列の「TrustStore」パラメータに、SSL 接続を保護するための「ca3.cer」証明書へのパスが含まれていることを確認する。
  6. 証明書の[ホスト名]のフィールドは空白のままにしておく。

DSN は通常、ODBC ドライバのインストール時に、アカウントのサービスホスト、アカウントID、およびロール IDを反映した dsn.ini 構成ファイルで自動的に作成されます。

DSN のセットアップの後は、設定を保存して DSN のセットアップを確定する前に、「Test Connect(接続をテストする)」機能を使って接続性を確認します。

ODBC 経由で NetSuite 人気のアプリケーションの接続

ODBC ドライバがインストールされて設定されると、データ統合の幅広い可能性を探れるようになります。そして、よく使われているアプリケーションには以下のようなものが挙げられます:

  • Microsoft Excel
  • Power BI
  • Tableau
  • Tableau Prep Builder
  • Crystal Reports

これは ODBC ドライバを使って NetSuite に接続できます。そして NetSuite への ODBC 接続を確立すると、カスタム統合とビジネスプロセス全体の強化に欠かせないシームレスなデータ交換がしやすくなります。

さらに、最近の ODBC ドライバの改良には、様々なアプリケーションとの互換性の向上が含まれていることから、データマッピングと統合機能の強化がうかがえます。また、ODBC ドライバで様々な ODBC 対応アプリケーションが HTTPS 経由で直接 NetSuite に接続することをできるようになり、それによってデータ分析やレポーティングの可能性が広がります。

Microsoft Excel

ODBCドライバを介してNetSuiteと接続する最もよく使われているアプリケーションの1つに、Microsoft Excel があります。NetSuite のデータを使って Excel を高度なデータ分析に活用するには、まず SuiteAnalytics Connect の ODBC ドライバを使ってExcel を NetSuite に接続しないといけません。これにより、Excel ユーザーは Connect のスキーマを介して NetSuite のテーブル上でクエリを実行し、Excel 2016 以降のバージョンで利用できる「新しいクエリ」機能を使って結果をワークシートに読み込むことができます。

Excel の内部では、クエリを通じてデータを整理および管理することができることから、ユーザーは以下のようなことができるようになります:

  • クエリエディターでの列の再配置と削除によるデータの再構築
  • NetSuite からのデータのインポート
  • ピボットテーブルやその他の強力な Excel 関数を使った、包括的なビジュアライゼーションの作成

これにより、NetSuite のライブデータのインポート、変換、ビジュアライゼーションの可能性が広がり、標準の Excel 関数や複雑な数式を使った操作の可能性も広がります。また、Excel のクエリエディタで、NetSuite からのデータのインポートや、ピボットテーブルやその他の強力な Excel関数 を使った包括的なビジュアライゼーションの作成を簡単にできるようになります。

また、データ接続ウィザードや Microsoft Query などの別の方法では、Excel ユーザーは NetSuite データソースへの接続を確立してインポートする特定のテーブルを選択することができます。

BI ツール

ODBC ドライバは、Excel だけでなく BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとも統合します。このドライバで、外部のデータ分析、BI、およびレポーティングツールとの統合ができ、それでユーザーは NetSuite のネイティブ機能以外の、より強固なデータ分析とレポーティング機能を得られます。NetSuite データへのリアルタイムアクセスは、このようなツールが正確で最新のダッシュボードや分析アプリケーションを作成する上で極めて重要です。

また、ODBC ドライバは、オープンなデータベース接続を使って複数のデータベースに同時にアクセスできるため、戦略的な意思決定をサポートする包括的な BI ソリューションを構築する上で重要な利点となります。

Power BI やTableau などのツールは、以下を行うために NetSuite ODBC ドライバを活用しています:

  • データの接続と抽出
  • インタラクティブなダッシュボードの作成
  • 詳細レポートの作成
  • ビジネス戦略に役立つビジュアライゼーションの作成

カスタムアプリケーション開発

カスタムアプリケーション開発の面でも、ODBC ドライバは非常に便利です。デベロッパーは、ODBC ドライバを使って NetSuite へのカスタムコネクタを構築し、特定のビジネスニーズに対応するカスタムソリューションを実現することができます。また、安全な接続を実現するために、ドライバがトークンベースの認証をサポートすることから、ユーザーの認証情報を使わずに NetSuite に安全に接続する方法を得られます。

さらに、Devart の NetSuite 用の ODBC ドライバは、INSERT、UPDATE、DELETE のような DML(データ操作言語)操作に対応していることから、SQLデータベースと同様に NetSuite データを変更することができます。また、Visual Studio の Visual Basic との互換性も強化され、それによって、デベロッパーは NetSuite のデータを操作するアプリケーションを作成しやすくなります。

高度な ODBC 機能による NetSuite のエクスペリエンスの強化

基本的な機能とは別に、NetSuite ODBC ドライバは NetSuite の使い勝手を大きく改善する高度な機能も備えており、その1つが、ドライバのバージョン3.1に組み込まれたメタデータキャッシングによる、より効率的なデータアクセス機能です。これにより、スキーマ情報を保存して高速に取得できるため、パフォーマンスが大幅に上がります。

もう 1 つの注目すべき機能は、バージョン 3.0 からネイティブに LIMIT 句がサポートされ、それによってデータ取得操作中のローカル キャッシュが不要になったことです。 ドライバーのバージョン 3.0 では、カスタム リストのサポートを追加することでデータ管理機能が拡張され、より複雑な NetSuite データの処理がしやすくなりました。

SQL サポートと拡張構文

ODBC ドライバの拡張 SQL 構文は SQL-92 と互換性があることから、 NetSuite データを操作するための、馴染みがあって広く使われている標準をユーザーに提供します。 また、このドライバは拡張 SQL 構文に対応しており、複雑な JOIN、WHERE 条件、サブクエリなどの機能を備えた SQL-92 互換の SELECT ステートメントを使えるため、さまざまなプログラミング言語で複数のテーブルを使った高度なクエリが実現します。

このような機能で、詳細なデータフィルタリングやネストされたクエリの能力が強化されます。また、ドライバは NetSuite データにアクセスするクエリで  GROUP ステートメント、集計関数、ORDER ステートメントを使うこともできます。つまり、ユーザーは SQL クエリで直接 NetSuite データを要約し、分析することができるということです。

NetSuite ODBC ドライバーで、SQL での ORDER BY ステートメントの使用を通じて、指定された基準に基づいて取得したデータの並べ替えもしやすくなります。そして大規模なデータ修正の場合だと、SQL ステートメントをバッチにまとめることで一括更新を実行し、それでプロセスが効率化されます。

データキャッシング と コネクションプーリング

拡張 SQL 構文に加えて、NetSuite ODBC ドライバにはパフォーマンスや効率を上げるデータキャッシングとコネクションプーリング機能があります。ローカルデータキャッシングは、頻繁にアクセスされるデータを保存し、それで NetSuite からデータを取得するのに必要な時間が短縮されます。そして接続プーリングは、複数のユーザーがデータベース接続のセットを共有できるようにすることでリソースを節約することから、ユーザーごとに新しい接続を確立することで発生するオーバーヘッドが削減されます。

このような機能で、データベースとのやり取りは効率化され、スキーマ検索のオーバーヘッドは減り、それによって操作の高速化と全体的なパフォーマンスの向上に大きく繋がります。ODBC ドライバ内にローカルデータキャッシングとコネクションプーリングを統合することで、NetSuite のエクスペリエンスを上げる安全で効率的な接続を実現できるのです。

双方向データマッピング

NetSuite ODBC ドライバには以下の機能があります:

  • 高度なデータ変換メカニズム
  • NetSuite と ODBC データタイプ間の双方向マッピング
  • 汎用性と使いやすさ
  • ODBC 標準を使った NetSuite と外部アプリケーション間のデータの適切な処理および変換

ODBC ドライバは、NetSuite API データタイプ全てに完全に対応しており、完全に Unicode に準拠した環境と互換性があるため、多言語データベース全体で正確なデータの取得と変更を行うことができます。また、「静的データ モデル」や「大文字スキーマ」などの構成属性を ODBC データ ソースで有効にして、アプリケーションの互換性を強化したり、データ モデルの可視性を上げることができます。

トラブルシューティングとサポート

NetSuite ODBC ドライバは、スムーズに動作するように設計されていますが、時折問題が発生することがあります。幸いドライバには、速やかな問題解決を目指すべく、知識豊富な専門家による即時のヘルプがあります。さらに、ホットフィックスを含むナイトリービルドを利用することで、問題への速やかな対処や修正が実現します。

よくある問題と解決策

どんなに素晴らしいツールを使っても、問題が発生することはあります。例えば、ODBC ドライバを正常にセットアップした後、ユーザーの NetSuite アカウント認証情報を使って接続テストを実行し、すべてが想定通りに動作していることを確認されるべきです。さらに、ODBC アドミニストレーター ツールでトレースを有効にすると、ODBC ドライバー呼び出しの大量のログが記録されるため、パフォーマンスが低下することに注意してください。

その他の既知の課題には、999 を超えるフィールドがある SuiteAnalytics Connect スキーマ テーブルに対するクエリが含まれており、これは Oracle の制限に達する可能性があります。 ODBC ドライバを介して Power BI を NetSuite に接続する場合は、認証情報、特に NetSuite のユーザー名とパスワードが必要であることに注意してください。

サポートリソースへのアクセス

トラブルシューティング以外にも、サポートに利用できるリソースがあります。例えば NetSuite ヘルプセンターには、NetSuite ODBC ドライバのインストールプロセスに関する包括的なドキュメントとステップバイステップのガイダンスがあります。また、プロバイダのフィードバックページから、フィードバックの送信や、NetSuite ODBC ドライバの評価、新機能のリクエストをすることもできます。

NetSuite ODBC ドライバのライセンス、購入、ダウンロードに関するお問い合わせは、特定のお問い合わせフォームから送信できます。また、NetSuite ODBC ドライバに関するディスカッションのための専用フォーラムもあり、ユーザーは質問や課題に関する支援やアドバイスを求めたり提供したりすることができます。

NetSuite ODBC ドライバに関するお知らせやアップデートの最新情報は、プロバイダの公式 Facebook ページをフォローするといいでしょう。

まとめおよび Integrate.io ができること

まとめると、NetSuite ODBC ドライバは、NetSuite データの可能性を最大限に引き出そうとするあらゆるビジネスにとって強力なツールであり、インストールや設定から、一般的なアプリケーションの接続や高度な機能の利用まで、ドライバはデータ統合のための強固で柔軟なソリューションを提供します。そして適切な知識とリソースがあれば、このツールを活用してデータプロセスの効率化やNetSuite 体験の向上、ひいてはビジネスにおけるデータ主導の意思決定の推進が実現します。

Integrate.io は、様々なソースからのデータストリームの統合に優れており、データ統合プロセスをよりシンプルにします。また、Integrate.io の強力なデータ管理ツールとユーザーに優しいインターフェースを活用することで、データ統合プロセスの効率化、NetSuite の利用体験の向上、さらに最も重要なことである「ビジネスを推進するデータ主導の意思決定」に集中できるようになります。ぜひ14日間の無料トライアルをお試しください!

Q&A

Q. NetSuite ODBC ドライバとは何ですか?

A. NetSuite ODBC ドライバを使うと、アプリケーションは標準 SQL クエリを使って NetSuite データにアクセスできるため、さまざまな BI  ツールやアプリケーションと互換性が実現します。また、NetSuite ODBC ドライバで、ODBC 接続に対応するアプリケーションからNetSuite のライブデータに接続することができます。

Q. NetSuite 用 ODBC ドライバの DSN を設定する方法は?

A. NetSuite 用 ODBC ドライバの DSN を設定するには、ODBC データ ソース アドミニストレータを開いて、[User DSN(ユーザー DSN)] または[System DSN(システム DSN)] タブを選択して[Add(追加)] をクリックし、[Devart ODBC Driver for NetSuite(NetSuite 用 Devart ODBC ドライバ)] を選択して接続情報を入力し、接続性をテストします。それで完了したら、[OK] をクリックします。これで、NetSuite 用 ODBC ドライバの DSN が正常に設定されます。

Q. NetSuite ODBC を Excel に接続するにはどうすればいいですか?

A. NetSuite ODBC を Excelに接続するには、Excel のデータタブを開いて、[New Query(新規クエリ)] >[From Other Sources(その他のソースから)] > [From ODBC(ODBCから)]を選択し、接続文字列フィールドにDSN=NetSuite と入力し、Connect ドライバの DSN を使って接続します。

Q. NetSuite ODBC ドライバはどのようにインストールするのでしょうか?

NetSuite ODBC ドライバのインストール手順は、プラットフォームによって異なり、例えば Windows では、完全なドライバー インストール バンドルまたはインストーラーのみの方法を選択できますが、Linux システムでは手動構成が必要です。

Q. ODBC ドライバを使って、一般的なアプリケーションを NetSuite に接続できますか?

はい、Microsoft Excel、Power BI、Tableauのような一般的なアプリケーションを、ODBCドライバを使って NetSuite に接続することができます。